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プロフィール

スミトン キルター
好き:創作行為
嫌い:お片付け

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金環日食の日に 3

学生時代、ホームシックになると、友達はトイレで泣いたらしいのですが、「トイレの花子さん」のようなトイレの中では、スミトン1度も泣いた事はありません。
もちろんスミトンだって、人並みにホームシックになったり、一人になりたい時などには、行っていたところがあります。
それは、寮から15分ぐらいのところにある、池上本門寺です。

池上本門寺


健康なら、寮からなんでもない距離なのに、今回ばかりは、先が長くつかないのではと不安に成りました。

気を使ってくれる友の顔を見ると、頑張って歩くしか無いなあ〜と、深呼吸…。でも、息できない…。
それでも、歩けば何とか本門寺の裏口に着き、登っていくと、そこには、佐伯矩先生の記念碑が建立されていました。

私達が入学した時には、矩先生がお亡くなりになっていたので、先生から学ぶ事は有りませんでしたが、先生のお嬢さん、芳子先生から学びました。
芳子先生は、ドレスデンのカップなどを私たちに持たせ、「このようなカップで紅茶を飲む人になりなさい。良いものは何時の時代も良い」と教えてくれました。
戦後、20年足らずの時代に、田舎者のスミトンは、九谷焼・有田焼は知っていても、ドレスデンとは?????って状態でした。
なんだか沢山芳子先生は、色々教えてくださったはずなのに、ドレスデンのカップしか思い出せません
スミトンは、芳子先生が教えてくださった、ドレスデンのカップでお茶を飲むような生活は出来ていません、劣等性です…でもドレスデンのキルトは作りました(笑)

矩先生は、医学博士で栄養学の創始者、栄養学の父です。
私たちの栄養学校を作り、卒業生に初めて栄養士と名づけたのです。
私たちの学校を出たものだけが、栄養士と名乗れたのです。
そんな、凄い学校を出ているのに、スミトンは自分の栄養管理できません

矩先生の石碑の掃除に、学校から事務の先生方が、毎日当番で来ているそうで、私達が行った時、当番の方が綺麗に石碑を拭いていました。

記念碑


記念碑の前に立ち、友人達は、掃除当番の方と矩先生の業績や学生時代の話をしていますが、スミトンみんなの輪に入れません。
呼吸整えるのに精一杯です(私一人、皆と違う事学んだのかも?)

矩先生とお別れして、力道山のお墓に行きました。

力道山の墓

スミトンが、池上本門寺によく来ていたのは、力道山のお墓なのです。
テレビで、力道山のプロレス中継が終わった後、父・母・弟・私家族で、プロレスごっこをして遊んで育ったのです(スミトン小学生の頃です)
スミトンには、力道山は、一家団欒を思い出す人なのです。

それと、父の仕事が石材業なので、池上本門寺には石屋さんが沢山仕事をしていたのです。
仕事をしている人達に両親を重ねていたのかも知れません。

力道山のお墓のすぐ近くに大野伴睦のお墓があったはずなのに、見当たりません。
見つけられないはずないのです。だって、大きな石造のトラが入り口にいるのですから…

若い人に大野伴睦と言っても分からないでしょうね? 政治家で、「サルは木から落ちても猿だけど、政治家は、落ちたらただの人」と名言を残しています(スミトンは、父から聞きました)
今の政治家は、落選しなくてもただの人が多いのでは?
こんな事書くと、又娘に叱られる(笑)

大野伴睦のお墓、見当たらないはずです。
スミトンの通った45年前は、お墓も今ほど多くなく、見晴らしが良かったから、力道山の斜め後ろの方に見えたのですが、今はその間に沢山のお墓が出来て、お墓銀座! チョー密集地帯になっていました。

それでもまだ、石屋さんが仕事をしているのですから、恐るべし池上本門寺!

力道山のお墓の次に、スミトンは、五重塔を見上げに行くのです。
五重塔を見上げると、先人達の偉大さに圧倒されます。

五重塔


五重塔は変わっていませんでしたが、周りの雰囲気…厳かな感じがなくなったような気がします。
先輩から、幸田露伴が五重塔を書いたときのヒントになった塔だよと聞かされていました。

塔の側には露伴のお墓もあります(今では、お嬢さんの文さんのお墓もあります)

小坊主

次に行くのが、一休さんの所(スミトンが勝手にそう読んでいるだけです)
箒を持った小坊主、真新しく可愛いかったのですが、今は、汚く足にひびが入っていました。
あの頃は、石造だと思っていたのに、どうも、コンクリート?で出来ているみたいでした…

父が小さい頃、話してくれたのですが、箒を持っている小坊主は、和尚さんがお経などを教えても、覚えない珍念がモデルで、身体で覚えるために箒を持たせ、修行させたのだとか…本当か分かりません。父は自分で沢山話を作って、スミトンに聞かせたから(笑)

境内を箒で掃き清める、参拝者を気分良く迎える小坊主さん、何事も修行なのです。

ホームシックぐらいで、めそめそしている自分がちっぽけになり、頑張ろうと思い、池上本門寺で2時間ほど時間を過ごしてから、寮に戻っていました。

45年ぶりに会った仲間たちは、皆栄養管理をしっかりしていました。
薬もビタミン剤も飲んでいないとの事…
「スミトン、スマートだったのに何しているの?」「スミトンは、病院にも勤め、優秀だったのに、自分の管理できなくて、どうしたのよ?」
返す言葉もありません。
スミトンは、人の世話は出来ても、自分は食べたいもの食べて、コロッと死のうと考えていましたが、今年のように、原因不明の呼吸困難になると、コロッと死ぬなんてできない事を思い知りました。

今月に入ってから、38度の熱で一週間寝込みました。
普段35.5分も無いスミトンは、苦しみ、いよいよ健康管理をしなければならないなと痛感しました。
熱で、4キロ痩せたのをチャンスに、まずは、基礎体重に持っていくのが、今年の目標にしようと思いますが、何十キロも落とさなくてはならないので、それは無理です。
トホホです
とりあえず、年末まで、後5キロ落としましょうかね
無理かな〜