カレンダー

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

プロフィール

スミトン キルター
好き:創作行為
嫌い:お片付け

categories

selected entries

archives

あれから四年〜はやいなぁ〜

ツレがあの世に旅立って、はや四年が過ぎました。
亡くなった日は、四年前の横浜キルトウイークの初日2時47分(忘れられない時間です)
キルトウイークの事はツレも知っており、スミトンを励ましてくれていました。

ツレに残された時間が無いことはツレ以外は理解していました。ツレが退院して再度病院には行きたくないというので、マンションを探し、そこで在宅看護をする事にしました。
コレはスミトンが自宅を非常に汚くしているので、先生に往診に来ていただけないからです
先生は「どんなに汚くても行くよ!」と言ってくれたのですが、ツレに恥ずかしい思いをさせたく無かったのです。
先生には「往診に行くと言ってから引っ越しした人は、初めてだ」とあきれられました。
物のないスッキリした部屋で、ツレは「ガンバル!」と前向きでした。

11月3日に引っ越してから、沖縄から母、兄、姉が、富山からはスミトンの母ちゃん、ヒロトンの嫁、が来ました。
お別れに来たとツレに悟られなように、新しいことの好きなスミトンの母にかこつけて、せっかく新しい部屋に引越したのだから、物がなく泊められるうちに沖縄のお母さんと会わないと、年だから皆が会えなくなると言う理由を準備しました。
こうして、ツレとのお別れの準備が整いました。

両方の母・兄弟の前で、ツレは「何処も連れていけなくてゴメンネ」と何時もどおりの優しい言葉をかけていました。
沖縄の母はツレの顔や話し方を聞いて、コレで最後の別れだとは思わなかったようです。
それだけツレは気をつかっていました。

沖縄の母達が帰った翌日、スミトンはキルトウィークの会場に招待展示されるキルトを持参しました。ツレの横でせっせと作っていたのです。
行く前にツレに完成したキルトを広げて見せました。
ツレは何時ものように、「お母さん凄いじゃないの、綺麗だね〜」と褒めてくれました。

搬入会場は活気に満ちあふれています。遠くの方から白いブラウスの女性がスミトンに向ってきます。1年前にご主人をなくされたTさんでした。一瞬死に装束のように見えました。
Tさんには悪いのですが、この会場には来れないのかな…と嫌な予感がしました。
そして、急いで会場を後にしました。

家に帰り、ツレの顔を見てホット安心しました。
夕方にはスミトンの母ちゃん達が帰り、部屋にはツレ・娘・息子・スミトンの家族だけになりました。
皆帰ったら静かだね等とたわいもない話をしながら、ツレの横ですごしました。近くに住む息子も帰しました。

「明日からキルトウイークだけど、行ってもいい?」とツレに聞きました。キルトウィーク中はいつも2泊しているので、今回もその予定だったのです。
スミトンにB社での仕事がある事を知っているツレは、「迷惑かけてはいけないから行きなさい。娘と二人でいるから大丈夫。早く寝なさい。」と言いました。
「じゃ〜寝るね!」と言ってスミトンは2時近くに横になりました。

「お母さん、お父さん変だよ!」と娘に起こされました。
時計を見たら横になってから20分程しか過ぎていません。
ツレは呼吸をほとんどしておらず、ガラス玉のような目をポッカリ開けていました。
『あ〜、魂はぬけているなぁ〜』という目です。苦しい顔を全然していなかったので、す〜っと意識が抜けていったのだろうという表情でした。
一応、娘は心臓マッサージをしていました。身体は温かいので気持ちが分かります。
先生がみえて、「もう止めていいよ」と娘に言い、娘もあきらめました。
ご臨終ですと先生の声が響きます。

11月9日2時47分

キルトウイーク横浜2006、初日の事です。

あの日から娘との二人暮らしが始まりました。
汚い自宅は時間が止まったようにあの時のままです。何とかしなければと思うなですが、かたずけ嫌いな女2人が残されて、やる気が全くおきません
そして、物が無かったマンションも、今では汚部屋に近づいてきています…

ツレがいた時よりツレに話しかけているスミトンがいます。
返事は無いけどね〜

ツレの亡くなった日、9日を忘れるスミトンがいます。
娘に10・11日だっけと11月になると聞きます。娘も何時だっけ?と答えます。
薄情に聴こえるかも知れませんが…
でも、「2時47分」は二人にとっては忘れられない時間なのです。
娘もスミトンもツレが亡くなったことをまだ受け入れられないのかも…

ツレの命日1

生徒のKさんと元生徒のNさんは毎年忘れずにツレの好きな紫のトルコキキョウのお花を命日に届けてくれます。
その日は、ツレの写真の前は華やかです。Kさん、Nさん何時もありがとう!!

ツレの命日2


そして、ヒロトンの嫁は自宅にお寺さんを呼んでツレのためにお経をあげてくれます。

皆ツレの事覚えていてくれて、ありがとう!!


スミトンは11月9日は横浜のホテルで迎えます。ツレがキルトウイークには参加しなさいと言っていたので守っています。
今年はAPECが有るので自宅で娘と二人で過ごしましたが…。